監督、製作
パプア・ニューギニアの現代美術を代表するアーティスト、ジャクパ・アコ(JAKUPA AKO)の創作活動と彼の絵画作品をめぐるドキュメンタリー。パプア・ニューギニアにおいて、恐らく絵を描くことを職業として選んだ最初の芸術家であるジャクパは、妻と子供たちを故郷イースタンハイランド州に残し、一人首都ポートモレスビーのニューギニア大学・芸術学科の学生寮にアトリエをかまえ、創作活動を続けている。彼の描く絵はパプア・ニューギニアのプリミティブアートの流れを汲みつつ、独自の抽象性を獲得している。またその絵に表現される世界は極めて多弁であり、彼が体験してきたことや古くから語り継がれてきた民話など、様々な物語性も持っている。そんなジャクパの生い立ちや創作の様子、彼の作品などを日本で初めて紹介する。ナレーションは寺田農。16ミリ。
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。