実験映画作家・黒澤潤の初の長編16ミリ作品。「物語を成立させるための″人間的感情″、映画を成立させるための″時間や空間、あるいはモンタージュ″を排除したところに残る、最も美しい″映画の結晶″を見つけ出すために作った」と監督自身が語る作品。廃墟のような、または実験室のような空間で、様々なオブジェや切り取られた映像に囲まれた女。3人の女と1人の男に遊戯的に嬲られる肉体。眼球の解体……等々のイメージが、ノイズ演奏とともに描かれ、「死の欲動」を見据えていく。93年ロッテルダム映画祭正式招待作品。東京では恵比寿East Galleyにて上映された。
ストーリー
※イメージ映像のためストーリーは割愛します。
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