ジョージ・ウォルシュ
George_Welston
レイモンド・L・シュロック氏原作の人情劇で、監督はエドワード・ディロン氏である。主役は最近「禁断の腕力」が紹介されたジョージ・ウォルシュ氏で、新顔のアリス・マン嬢が対手である。「ウォルシュ氏は原作を必要としない俳優である。この映画においても氏のすばらしい活劇によって興味を維持している」--とニュース誌は評している。
パーム・ビーチの避暑地にエドワード・ウェルストンとジャドスン・ペンドルトンの二家族が夏の間を暮らしていた。主人公の2人は各々競争の位置にあるゴム会社の社長であった。ところがウェルストンの息子ジョージと、ペンドルトンの娘イーヴとはお互いに恋人同志であった。娘の父は銀行家を装う詐欺師のアーサー・トラスクを信じて娘の婿としようとしていた。ジョージは盗人の罪を着せられるが、真犯人を捕らえ、ペンドルトンに盗まれた金60万ドルを返し、その功によってイーヴと結婚し、父同志も反目を止めて共同で事業をすることになった。
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