ダニエル・ハーシュ
Steve_Persky
深い森の中のログ・キャヴィンに入り込んだ若者たちの恐怖の体験を描くホラー。製作・監督・原案はニコ・マストラキス、エグゼクティヴ・プロデューサーはイザベル・マストラキス、脚本はロバート・ギリアムとフレッド・C・ペリー、撮影はスティーヴ・ショウ、音楽はスタンリー・マイヤーズ、編集はジョージ・ローゼンバーグが担当。出演はダニエル・ハーシュ、ケリー・マローニイ、ジェアード・モーゼスほか。ドルビー・ステレオ。日本版字幕は菊地浩司。テクニカラー、ビスタサイズ。1986年作品。
ウィーク・エンド・サヴァイヴァル・ゲームのサーキット場。スティーヴ(ダニエル・ハーシュ)、ラリー(ジェアード・モーゼス)、リップ(トム・シェル)の3人組のチームの名は“ゼロ・ボーイ”。チャンプである彼らは、そこからの帰り道、トリッシュ(クリスタル・カーソン)、スー(ニコル・リオ)のガールフレンドを乗せ、南カリフォルニアの山中へとツーリングに出た。ジェレミーは森の中を必死で逃げる女を見たような気がした。やがて夜を迎え、人気のないログ・キャヴィンを発見した彼らは、気軽な気持ちで立ち寄ったが、これがとんでもない恐怖へと彼らを捲き込むことになった。ラリーとトリッシュは、メイク・ラブの最中、天井から何者かに覗かれ、スティーヴたちは、外で人骨を見つける。怖じ気づいた彼らはログ・キャヴィンを後にしようとするが、折からの豪雨で足止めされてしまう。ゼロ・ボーイたちは、サヴァイヴァル・ゲームの道具を手に身構えた。キャヴィンのトランクからは女の死体が、冷蔵庫の中には切り落とされた生首が――。そんなころトリッシュの姿が消えた。姿を見せない殺人鬼と闘う彼らは、トラックでの脱出を試みる。しかしそれも殺人鬼の罠だった。遂に絶命するラリー。森の中でスーが矢を受けて落とし穴に落ちる。蛇が放たれ、いよいよ、彼らは本物のサヴァイヴァル地獄へとつき落とされる。その時、スティーヴのライフルが火を吹いた。これを機に“ゼロ・ボーイ”たちの反撃が始まった――。(ジョイパックフィルム配給*1時間29分)
監督、原案、製作
脚本
脚本
製作総指揮
撮影
音楽
美術
編集
字幕
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