小堀誠
岡源
「新遊侠伝(1951)」の後編(“東京編”)。
岡源親分は、お仙のことで加助と留吉が争うのを心配して自分の甥とお仙を結婚させようとするが、一旦承知したお仙も、加助と留吉の熱情にほだされ、親分への義理から東京へ家出する。橋伝はこの事をきいてわざと面あてに立派な結婚祝いを持ち込むので、加助と留吉はお仙を探しに東京へやられる。お仙は二人とも親分に気兼ねして、おめおめそんな使いをすることをののしるが、そこへ橋伝との野球試合あり、すぐかえれの電報で、二人は若松へとんで帰る。試合の当日になると、留吉は加助に「三振を打ち取ったらお仙をゆずる」といってはげまし、加助は留吉に「ここでかっ飛ばしたらさっきのお仙の件は帳消しにする」といってはげまし、見事に岡源チームに凱歌をあげさせたのだった。
岡源
加助
留吉
金平
紋太
黒助
ピン公
ひょろ亀
橋伝
虎五郎
銀公
乾分の源六
ちょろ松
お仙
川太郎のお神
審判
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