カルメロ・ゴメス
Antonio
孤独なテロリストとスラムに生きる女の束の間の交情を描いたラヴ・ロマンス。ファン・マドリの小説『Dias Contados』(本邦未訳)を『0ff』(72、日本未公開)でデビュー以来活動し、本作が日本初紹介となるイマノル・ウリベの監督・脚本で映画化。出演はスペインの実力派俳優カルメロ・ゴメス、本作がデビューのルス・ガブリエル、「ゴールデン・ボールズ」のハビエル・バルデムほか。
マドリッドのスラム。バスク分離運動に参加するテロリスト、アントニオ(カルメロ・ゴメス)は、報道写真家と称して潜入した先のアパートで、娼婦まがいの生活を送るチャロ(ルス・ガブリエル)と知り合う。奔放な彼女に戸惑いながらも惹かれていくアントニオ。彼女のルームメイトは男狂いの気のあるヴァネッサと、その恋人で気の弱いウガルテ。彼らは本物の麻薬中毒者リサルド(ハビエル・バルデム)をポン引きに“仕事”をしていて、刑事のラファの監視下にあった。その矢先。アントニオらの“活動”のひとつである爆破作戦が失敗、アントニオは捜査撹乱のために警官をひとり射殺して逃げる。その夜。アントニオとチャロは、彼女の初体験の場所というグレナダへ向かい、一流のホテルに泊まり愛し合う。翌朝。テレビのニュースでアントニオがテロリストと知ったチャロはショックでコカインを打って倒れる。アントニオは危険を冒して彼女を家に送った。だが、運悪くそこへ彼女の刑務所にいるはずの夫が帰ってくる。暴力的に犯されるチャロを盗み見るアントニオ。翌日。ラファに逮捕されるチャロとヴァネッサ。アントニオを密告したのはリサルドだった。アントニオはチャロらが連行された警察署に突入、自爆して果てた。
Antonio
Charo
Vanessa
Ugarte
Lisardo
Portugues
Rafa
Lourdes
Alfredo
Castro
監督、脚本、製作
原作
製作
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
字幕
字幕
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