![ウド・ザメル](/img/common/temporaryImage.png)
ウド・ザメル
Franz Schubert
天才音楽家フランツ・シューベルトの知られざる生涯を描いた一編。TVシリーズを再編集したものを劇場公開。監督・脚本はオーストリアのテレビ界で活躍してきたフリッツ・レーナー。製作はレネ・レツガス。撮影はガーノット・ロール。美術はアラン・スタースキ。編集はジュノ・シルヴァー・エングルアンダー。衣裳はウリ・フェスラー。録音はラインホルド・カイザーとピーター・ケラーハルス。出演はドイツ演劇界を代表する名優ウド・ザメル、「約束の土地」のダニエル・オルブリフスキ、「ダントン」のヴォイテク・プショニャク、「フランスの女」のガブリエル・バリリほか。
1928年11月19日、偉大な作曲家フランツ・シューベルト(ウド・ザメル)は静かに息を引き取った。その5年前、突然の病に倒れたシューベルトは死期を悟ったかのように、創作活動を続けていた。不安に苛まれる彼を支えたのは友人のショーバー(ダニエル・オルブリフスキ)だった。夜空に舞い上がる花火、森林の光の中で開かれる“シューベルティアーデ”(シューベルトを囲む音楽会)で友人らに音楽を披露することは、シューベルトに束の間の安らぎを与えた。しかし、真実の愛を求めるシューベルトは孤独だった。その才能にひかれて、彼を取り囲む女性は多くいたが、安らぎは得られなかった。そのシューベルトの前に、一人の女性が現われる。それは、名曲「死と乙女」の誕生だった。生き急ぐシューベルトに愛の花が咲いた。しかし、シューベルトに再起の時はせまっていた。
Franz Schubert
Franz von Sehober
Kajetan
Anna Schubert
Magdalena
Moritz von Schwind
Josefa
監督、脚本
製作
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
録音
録音
字幕
[c]キネマ旬報社