ジェイソン・カデュー
Young Simon
ミシェル・マーク・ブシャルドによる世界的ベストセラー『リリーズ』を原作に、女性役も含めすべて男性の俳優により映画化された一編。監督は「ゼロ・ペイシェンス」のジョン・グレイソン。製作はアンナ・ストラットンほか。脚本はブシャルド本人で、英語版脚本はリンダ・ガボリオー。撮影はダニエル・ジョビン。音楽は「カーマ・スートラ」のマイケル・ダンナ。美術はマリー=キャロル・ド・ボーモン。編集はアンドレ・コリヴォ。衣裳はリンダ・ミューア。出演は、ジェイソン・カデュー、ダニー・ギルモア、マシュー・ファーガソン、ブレント・カーヴァーほか。96年ロカルノ映画祭ヤング・シネマ・コンペティション最優秀作品賞、96年ジニー賞4部門などを受賞。
1952年、カナダ、ケベック。老いた囚人シモン(オーバート・パラッシオ)の告解を聞く為に刑務所を訪れたビロドー司教(マーセル・サボーリン)は、突然、告解室に閉じ込められる。そして目の前で、40年前の日々が囚人たちによって演じられていく。時は20世紀初頭。ヴァリエ(ダニー・ギルモア)は自分が通う修道院で知り合ったシモン(ジェイソン・カデュー)と恋に落ちてしまう。密かにシモンへの愛に苦しんでいたビロドー(マシュー・ファーガソン)は、二人の姿にショックを受けヴァリエを罵った。シモンは傷ついたが、そんな時に優しい言葉をかけてくれた年上の女性リディアンヌ(アレクサンダー・チャップマン)の愛を受け入れてしまう。ヴァリエは打ちのめされ、炎に包まれて死んでしまう。40年の時を経て、シモンはビロドーへの復讐としてキスを与えるのだった。
Young Simon
Valier
Young Bilodeauuson
Countess De Till
Bishop Bilodeau
Older Simon
Lydie-Anne
Chaplain
Timothee
The Baron
The Baroness
監督
脚本、原作
製作
製作
製作
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
字幕
英語版脚本
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