ピート・ポスルスウェイト
Ray
鉄塔のペンキ塗りに体を張る労働者たちの人間模様をハートフルに描いたドラマ。監督は新鋭のサム・ミラーで本作が劇映画長編デビュー作。脚本は「フル・モンティ」のサイモン・ボーフォイで、製作は後になったが本作が彼のデビュー作にあたる。製作はスティーヴン・ガーレット。撮影はウィトルド・ストック。音楽はティム・アタック。美術はルアナ・ハンソン。編集は「リチャード3世」のポール・グリーンとエレン・ピアース・ルイス。衣裳はステファニー・コリー。出演は「クライム タイム」のピート・ポスルスウェイト、「革命の子供たち」のレイチェル・グリフィス、舞台版の『ブラス!』などに出演した新星ジェームズ・ソーントンほか。
北イングランド、シェフィールド。失業者のレイ(ピート・ポスルスウェイト)はやっとのことで見つけた仕事は鉄塔のペンキ塗り。3カ月間で全長24キロにも及ぶ鉄塔群を塗りあげるというハードな大仕事だ。相棒の若いスティーヴン(ジェームズ・ソーントン)以下、貧しくとも口は減らない陽気な古強者のチームに、オーストラリアからやってきたクライマーの女性ジェリー(レイチェル・グリフィス)が加わった。いつしかレイとジュリーは愛し合うようになり、二人は結婚の約束をするが、相棒のスティーヴンもジェリー自身も不安な気持ちは隠せない。そんな矢先、ジェリーは鉄塔での作業中の悪ふざけをレイに叱られて大ゲンカ。別れてしまう二人だが、ようやく仕事は大詰めに。かくして彼らは苦難を乗り越え、なんとか大仕事をやりとげるのであった。
Ray
Gerry
Steven
Weaser
Shovel
Bob
Frank
Derek
Lyn
監督
脚本
製作
撮影
音楽
美術
編集
編集
衣装デザイン
字幕
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