ヘレナ・ボナム=カーター
Olivia
文豪シェイクスピアによる恋愛喜劇の古典『十二夜』(邦訳・角川文庫など)の映画化。監督・脚本はRSCの演出家として知られる『レディ・ジェーン 愛と運命のふたり』(V、85)のトレヴァー・ナン。製作は「英国万歳!」のデイヴィッド・パーフィットとスティーヴン・エヴァンス。撮影は「デス・クルーズ 欲望の嵐」のクライヴ・ティクナー。音楽はRSC作品で知られるシャウン・デイヴィ。美術は「ライフ・イズ・スウィート」のソフィ・ベーシェル。衣裳は「日の名残り」のジョン・ブライト。出演は「恋人たちのポートレート」のヘレナ・ボナム=カーター、「いつか晴れた日に」のイモジェン・スタッブスとイメルダ・スタウントン、「プレタポルテ」のリチャード・E・グラント、「英国万歳!」のナイジェル・ホーソーン、「死と処女」のベン・キングスレーほか。
1890年。メサリーン国の役者である双子の兄妹セバスチャン(スティーヴン・マッキントッシュ)とヴァイオラ(イモジェン・スタッブス)は、嵐の夜、乗っていた船が沈没して生き別れに。故国と敵対するイリリアに漂着したヴァイオラは、魅力的な伯爵令嬢オリヴィア(ヘレナ・ボナム=カーター)と知り合う。兄を亡くしたばかりという彼女に魅かれ、近くで働きたいと願うヴァイオラだが、かなわず男装して小姓セザリオと名乗り、オーシーノ侯爵(トビー・スティーヴンス)の元で住み込むことに。ヴァイオラは侯爵を愛するようになる。ところが、オーシーノがヴァイオラをオリヴィアへの恋の使者に立てたことで事態はややこしいことに。オリヴィアはセザリオ=ヴァイオラに恋したのだ。そこに伯爵家の内紛、執事マルヴォーリオ(ナイジェル・ホーソーン)とオリヴィアの叔父サー・トービー(メル・スミス)、彼と結託するオリヴィアを狙うサー・アンドリュー(リチャード・N・グラント)の争いがからんで事態はさらに混乱。一方、町ではアントニオ(ニコラス・ファレル)に救われていたセバスチャンが妹の身を案じていた。妹とうりふたつの彼はオリヴィアの目にとまり、勘違いした彼女から求婚されることに。そこへオーシーノがヴァイオラと来訪。兄妹は再会を果たす。兄が妹の口髭を取ると美しい女性の姿が。オーシーノは信頼する小姓が女性だったと知り、愛に目覚める。かくしてヴァイオラとオーシーノ、オリヴィアとセバスチャンの二組の婚礼が執り行われ、めでたく大団円。
Olivia
Sir Andrew Aguecheek
Malvolio
Feste
Sir Toby Belch
Maria
Orsino
Viola
Antonio
Sebastian
監督、脚本
原作
製作
製作
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
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