監督、脚色
東北地方に伝わるナマハゲについての記録映画。98年度教育映像祭優秀賞(文部大臣賞)受賞。98年度キネマ旬報文化映画ベスト・テン第4位。
ストーリー
東北地方を中心に古くから行われてきた正月行事のひとつに「ナマハゲ」がある。「ナマハゲ」は地域によって呼び名は異なるけれども、東北の至る所で見受けられる。秋田県能代市では「ナゴメハギ」と呼ばれる。ハタハタ漁が最盛期を迎える年の瀬に、地区の青年たちは稲嘉で作ったケラをまとい、番楽の面をつけた神になり、人々を戒め祝福を与えながら家々をまわる。山形県逝佐町の「アマハゲ」は元旦の晩に行われる。ワラで作られたケンタンという装束を身にまとい、ヂヂメンという面をつけた二体のアマハゲは、太鼓打ちの合図で家に入り、足を経み鳴らし、福を授けて去っていく。1月3日には女鹿地区、6日には鳥崎地区でもアマハゲの行事が行われる。なかでも鳥崎地区では他の地域では行われなくなった「鳥追い」の行事が子供達の手によって、今も続いている。
スタッフ
ナレーション
馬淵晴子
製作
宮下英一
撮影
八幡洋一
撮影
大洞陽祐
撮影
小林治
撮影
嘉本哲也
撮影
長井和久
撮影助手
中山憲一
撮影助手
西島房宏
撮影助手
有賀久雄
撮影助手
多田勉
撮影
小林治
照明
前田基男
照明
近藤裕康
照明
大沢信夫
照明
新井豊
録音
杉田信
録音
中村裕司
演出助手
日向寺太郎
企画、脚色
菅野均
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
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