セルジ・ロペス
Paco
二人の男の奇妙な友情をペーソスあふれるタッチで描いた一編。監督は本作が日本初紹介のマニュエル・ポワリエ。製作は「ティコ・ムーン」のモーリス・ベルナール。脚本はポワリエとジャン=フランソワ・ゴイエ。撮影はナラ・ケオ・コーサル。音楽はベルナルド・サンドヴァル。編集は「アメリカの夜」などのヤン・デデット。出演は新鋭のセルジ・ロペスとサッシャ・ブルドほか。
多人種が住むブルターニュ地方。セールスマンのスペイン人のパコ(セルジ・ロペス)は、ヒッチハイカーの自称イタリア人のニノ(サッシャ・ブルド)に車を奪われた。会社をクビになった。そのときに助けてくれた通りすがりの女性マリネット(エリザベート・ベタリ)と暮らし始めたパコは、ある日ニノと再会、殴って病院送りにした。だが、それが縁でいつしか奇妙な友情で結ばれていく二人。マリネットとの間に溝ができたパコはニノと連れだって、様々な人々との出会いを通し、自分たちの本当の居場所を探し求める旅に出るのだった。
監督、脚本
脚本
製作
撮影
音楽
美術
編集
字幕
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