ジョン・トラヴォルタ
Gov. Jack Stanton
大統領選に出馬した矢先にスキャンダルに巻き込まれた州知事とその妻の大騒動を描いたコメディ。全米を揺るがせたビル・クリントン大統領のスキャンダルに材をとったベストセラー『プライマリー☆カラーズ 小説大統領選』(早川書房刊)の映画化で、監督・製作は「バードケージ」のマイク・ニコルズ、脚本は彼とのコンビで知られる同作のエレイン・メイがあたった。製作総指揮はニール・マクリス、ジョナサン・D・クレーン。撮影は「エアフォース・ワン」のミヒャエル・バルハウス。音楽は「エンド・オブ・バイオレンス」のライ・クーダー。美術はボウ・ウェルチ。編集は「コンタクト」のアーサー・シュミット。衣裳はアン・ロス。出演は「フェイス/オフ」のジョン・トラヴォルタ、「ウインター・ゲスト」のエマ・トンプソン、「アルマゲドン」のビリー・ボブ・ソーントン、「タイタニック」のキャシー・ベイツ、舞台で活躍し本作がデビューとなるエイドリアン・レスター、『ダラス』のラリー・ハグマン、「傷心 ジェームズ・ディーン愛の伝説」のダイアン・ラッドほか。
大統領選に出馬した州知事ジャック・スタントン(ジョン・トラヴォルタ)とその妻スーザン(エマ・トンプソン)はキャンペーンに追われる日々。大学での出会い以来、持ち前の楽天的な性格とコネで政治の道に進み州知事に登りつめたジャックと、彼を支えながら自らエリート弁護士として辣腕をふるったスーザンは結婚、世間からは完壁な理想の夫婦と見られていたが、さにあらず。ジャックは女グセが悪く、キャンペーンがはじまった矢先から不倫暴露テープの発覚、逮捕歴疑惑、妊娠騒動とスキャンダルが連続浮上。選挙対策本部長のヘンリー(エイドリアン・レスター)はそのたびに対応に追われ、凄腕の選挙コンサルタントのリチャード(ビリー・ボブ・ソーントン)やスキャンダル潰しのプロであるリビー(キャシー・ベイツ)らの協力を要請したりとてんてこまい。夫に愛想をつかしながらも未来のファーストレディとして理想の夫婦を演じ続けるスーザン。彼女はジャックを誰よりも一番理解し、ジャックも浮気を重ね、失敗を続けながらも、そんな彼女を誰よりも心の支えにしている。かくして結局のところ愛し合っているふたりは、共に世間の荒波を乗り切っていこうとするのであった。
Gov. Jack Stanton
Susan Stanton
Richard Jemmons
Libby Holden
Henry Burton
Daisy Green
Gov. Fred Picker
Mamma Stanton
Howard Ferguson
March Cunningham
Lucille Kaufman
Eddie Reyes
Larry King
CNN Voiceover (voice)
監督、製作
脚本
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
字幕
[c]キネマ旬報社