エセル・リッチー
Chiquita_Everett
かつてサン・フィルム社の手で我が国に紹介された事のある西部劇専門のアンカー映画の1つで、ファラ映画会社の製作、ブルース・ミッチェル監督で、主役はエセル・リッチーとエドワード・コクソンである。
西部のある町にキラーという悪人が現われ人々を苦しめていたが、誰もその正体を知るものは無かった。キラーは砂金採取の老人を殺し、その罪をトムに被せ、トムは為に悪人キラーと誤られて捕縛されてしまったが、トムの恋人チキータの努力と、トムの慧眼によって遂にキラーとはシスコ・キッドである事を突き止め、遂にキラーは捕縛される。トムがチキータとおめでたくなった事はいうまでもない。
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