クリス・タシマ
杉原千畝
第二次大戦下、ユダヤ難民を救うため政府の命令に逆らい、2000枚ものビザを発行した日本のリトアニア領事・杉原千畝(1900~1986)の感動の実話を映画化した短編。原作はティム・トヤマ(製作総指揮も)による同名舞台劇(95年11月ノース・ハリウッドのロード・シアター・カンパニーにて初上演)で、舞台で主演したクリス・タシマが監督・主演をつとめ、本作が彼のデビュー作となった。脚本はタシマと同作の舞台監督トム・ドナルドソンの共同。製作はクリス・ドナヒュー。撮影は「ジャイアント・ピーチ」のヒロ・ナリタ。音楽はスコット・ナガタニ。美術はユキ・ナカムラ。編集は『ER 緊急救命室』(エミー賞受賞)のアーヴィン・パイク。共演は舞台のオリジナルキャストであるスーザン・フクダ、ダイアナ・ジョージャー、ローレンス・クレイグほか。ナレーションは「Mバタフライ」のホシ・シズコ。第70回(97年度)アカデミー最優秀ショートフィルム賞受賞。
1940年。第二次大戦初期。リトアニア。日本の領事・杉原千畝(クリス・タシマ)は、妻の幸子(スーザン・フクダ)と領事館の外に群がる数百人のユダヤ人に心を痛めていた。政府の命令に逆らい、自身の出世を犠牲にして、通過ビザ(査証)を発行して罪なきユダヤ人の命を救うか、役人として命令に従うか、杉原は思い悩む。だが、結局杉原はビザの発行をはじめ、それから1カ月の間に1枚で家族全員を救う2000枚ものビザを発行し、ローゼン夫妻(ローレンス・クレイグ、ダイアナ・ジョージャー)はじめ、6000人以上の難民の命を救ったのであった。
監督、脚本
脚本
原作、エグゼクティブプロデューサー
製作
撮影
音楽
美術
編集
字幕
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