サム・ロックウェル
Trent Burns
瀟洒な郊外の町を舞台に、はみだし者の少女と青年の交流がもたらす波紋を描いたドラマ。監督は「妻の恋人、夫の愛人」のジョン・ダイガン。脚本は劇作家・詩人のナオミ・ウォレスで本作が映画デビュー。製作は「フォー・ウェディング」のダンカン・ケンワーシー。製作総指揮はロン・ダニエル。撮影は「アウト・オブ・サイト」のエリオット・デイヴィス。音楽は「ブラス!」のトレヴァー・ジョーンズ。美術は「アンナ・カレーニナ」のジョン・マイアー。編集はハンフリー・ディクソン。衣裳はジョン・ダン。出演は新人のミーシャ・バートン、「バスキア」のサム・ロックウェル、「ブレーキ・ダウン」のキャスリーン・クインラン、「フラバー」のクリストファー・マクドナルドほか。
アメリカ、ケンタッキー州の裕福な人々が住む郊外住宅地キャメロット・ガーデン。両親(クリストファー・マクドナルド、キャスリーン・クィンラン)とこの地に引っ越してきた10歳の少女デヴォン(ミーシャ・バートン)は、周囲になじめないまま、空想の世界に浸り、森に住む“バビヤガ”という魔女の存在を信じていた。そんな彼女はある日、町で芝刈の仕事をしながら森の中のトレーラーで暮らす青年トレント(サム・ロックウェル)と知り合う。彼こそが“バビヤガ”だと思い込んでつきまとうデヴォンを迷惑がるトレントだが、町に溶け込めないままこの地を去ろうとしている彼は、やがて彼女と不思議な友情で結ばれるようになる。だが、もともとふたりを快く思わない住民たちは、トレントに執拗ないやがらせをはじめ、ついに芝刈の仕事を辞めさせてしまう。深く傷つき夢を失ったトレントの苦悩を知ったデヴォンは、現実と幻想の世界を重ねる不思議な“力”を発揮し、はたして奇跡は訪れるのだった。
Trent Burns
Devon Stockard
Morton Stockard
Clare Stockard
Nash
Brett
Sean
Beth
Jake
監督
脚本
製作
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
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