ジェームズ・ウッズ
Mel
ストリートに生きる少年が犯罪を重ねながらの旅を通して成長する姿を描くロード・ムーヴィー。監督は写真集『タルサ』（71）『ティーンエイジ・ラスト』（83）で有名な写真家ラリー・クラークで、「ＫＩＤＳ」（95）に続く監督第2作。脚本はエディ・リトルの同名作を元にクリストファー・ランドン、スティーヴン・チンが担当。製作はチン、クラーク、そして本作の準主演もつとめた俳優ジェームズ・ウッズ（「ヴァンパイア最期の聖戦」）。撮影は「ＫＩＤＳ」のエリック・エドワーズ。、音楽監修はハワード・パール、ロビン・アーダングで、オーティス・レディング、サム・ムーア、またサザン・ソウルの名曲などが流れる。美術はアーロン・オズボーン。編集はルイス・コリーナ。衣裳はキャサリン・モリソン。出演は「リトル・ビッグ・フィールド」のヴィンセント・カシーザー、「ロスト・ハイウェイ」のナターシャ・グレッグソン・ワグナー、「疑惑の幻影」のメラニー・グリフィスほか。
ストーリー
16歳のボビー（ヴィンセント・カーシーザー）はドラッグ中毒でコソ泥。最低の日々ではあるが、ロージー（ナターシャ・グレッグソン・ワグナー）という恋人がいる。そんなある時、大学の警備員にやられたケガの治療をしてくれた友人の叔父メル（ジェームズ・ウッズ）からもうけ話に誘われ、ボビーはそれにのって、共に旅に出る。同行するのはメルの情婦シド（メラニー・グリフィス）と、ロージーだった。四人は閉まっている病院を襲い、ドラッグと金を手に入れる。そしてガン・ディーラーの牧師（ジェームズ・オティス）から拳銃を買い、ドラッグの売り渡しを始めた。だがやっかいな客との間にトラブルが発生し、銃撃戦に。ボビーはそこで、初めての殺人を経験した。妊娠していたロージーは流産し、頻繁にドラッグに手を出すようになる。やがてロージーはオーバードゥーズで死亡。宝石店を襲う計画もうまく行かず、メルはボビーを殺すと決める。それを知ったシドは、密かにボビーを逃がしてやった。一人になってしまったボビーは、ひたすらどこか違う場所に向かって走っていくのだった。
キャスト
メラニー・グリフィス
Sid
ヴィンセント・カーシーザー
Bobbie
ナターシャ・グレッグソン・ワグナー
Rosie
ジェームズ・オーティス
Reverend
ポール・ヒップ
Richard Johnson
ブレント・ブリスコウ
Clem
ピーター・サースガード
Ty
キム・フラワーズ
Bonnie Johnson
ブランドン・ウィリアムズ
Danny
スタッフ
監督、製作
ラリー・クラーク
脚本
クリストファー・ランドン
脚本、製作
スティーヴン・チン
原作
エディ・リトル
製作
ジェームズ・ウッズ
撮影
エリック・エドワーズ
美術
アーロン・オズボーン
編集
ルイス・コリナ
衣装デザイン
キャサリン・モリリン
音楽監修
ハワード・パール
音楽監修
ロビン・アーダン
字幕
寺尾次郎
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Another Day in Paradise
- 製作年
- 1998年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- 松竹富士
- 初公開日
- 1999年7月31日
- 上映時間
- 106分
- 製作会社
- チャイニーズ・ブッキー・ピクチャーズ作品
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
