ジェイソン・パトリック
Harry Donovan
世界的な名画の贋作をめぐるサスペンス。監督は「ニック・オブ・タイム」のジョン・バダム。脚本は「脅迫」のジョーダン・カッツ。製作は「ディアボリカ」のジェームズ・G・ロビンソン。製作総指揮は「悪魔のような女」のビル・トッドマン・ジュニアとゲーリー・バーバー。撮影は「ノストラダムス」のデニス・クロッサン。音楽は「ゴールデンボーイ」のジョン・オットマン。美術は「ボーマルシェ」のジェイミー・レオナルド。衣裳は「魅せられて」のルイ・セトジャンスワー。出演は「スピード2」のジェイソン・パトリック、「遠い夜明け」のイアン・リチャードソン、「追跡者」のイレーヌ・ジャコブ、「マーズ・アタック」のロッド・スタイガーほか。
ハリー・ドノヴァン(ジェイソン・パトリック)は天才的な贋作画家。ニーヨークでケチな依頼主に贋作を売りながら生活していた彼は、ある日、報酬50万ドルでオランダの巨匠レンブラントの絵画を描くという特別な注文を受ける。ハリーはアムステルダムに住み、レンブラントの研究を始める。途中、パリヘ移ったハリーは学生だと名乗るマリーケ(イレーヌ・ジャコブ)に出会う。恋に落ちたハリーはマリーケと一夜を過ごすが、翌朝マリーケはメモを残して去っていた。アムステルダムヘ戻ったハリーは製作中の絵画に父の眼を描きこみ、一枚の肖像画を完成させる。依頼主の画商たちはその絵をスペインの農家で見つけたと偽って、専門家に鑑定させる。その鑑定の場に来たのがマリーケで、彼女は「これはレンブラントではない」と言う。その後、ハリーは絵を盗難。逃亡するが、その直後、画商たちのあいだで殺人事件が起こる。ぬれぎぬをきせられたハリーはマリーケを連れて逃げるが、警察につかまる。裁判の席で絵が贋作であることをその場で絵を描くことで証明しようとしたハリーだが、父の眼にとがめられるような気がして筆を置く。状況は不利に思えたが、画商のひとりが仲間を裏切って真実を告白したため、ハリーの殺人罪は冤罪だと発覚。レンブラントの贋作は本物としてスペイン政府のものになり、マリーケとハリーは和解するのだった。
Harry Donovan
Prof. Marieke van den Broeck
Alastair
Turley
Iain III
White
Turley Deeks
Milton A. Donovan
Agachi
監督
脚本
製作
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
字幕
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