キャサリン・マッコーマック
Veronica Franco
封建社会で力強く生き抜く女性の愛と官能を描いた文芸ロマン。監督は「みんな愛してる」のマーシャル・ハースコヴィッツ。脚本ハマーガレット・ローゼンタールの自伝を元に新鋭ジェニーン・ドミニーが担当。製作は「恋におちたシェイクスピア」のエドワード・ズウィックとハースコヴィッツ、「パトリシア・アークェットのグッバイ・ラバー」のアーノン・ミルチャン、サラ・キャプラン。製作総指揮は「評決のとき」のマイケル・ネイサンソン、「フィッシャー・キング」のステファン・ランドール。撮影は『ボディ・スナッチャーズ』（Ｖ）のボージャン・バゼリ。音楽は「ジキル＆ハイド」のショージ・フェントン。美術は「未来世紀ブラジル」のノーマン・ガーウッド。編集は「戦火の勇気」スティーヴン・ローゼンブラムと「マスク」のアーサー・コバーン。衣裳は「エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事」のガブリエラ・ペスクッチ。出演は「ブレイブハート」のキャサリン・マコーマック、「ダーク・シティ」のルーファス・シーウェル、「ブルワース」のオリヴァー・プラット、「沈黙の女」のジャクリーン・ビセットほか。
配信で観る
ストーリー
1583年、ヴェネチア共和国。封建時代のこと、女は男に従属するものと定められ、真の幸せをつかむには高級娼婦（＝コーティザン）になるくらいしか道はなかった。コーティザンの娘ヴェロニカ（キャサリン・マコーマック）は貴族のマルコ（ルーファス・シーウェル）と愛し合うが、身分の違いがふたりの結婚を許さなかった。ヴェロニカはマルコの妹も政略結婚させられたと知り、母パオラ（ジャクリーン・ビセット）の手引きで娼婦の世界に入る。国防大臣に目をかけられ、美貌と持ち前の才気に磨きがかかった彼女は艦隊総督や司教などお歴々の間で評判になっていく。愛のない結婚をしたマルコはヴェロニカが娼婦になったと知り会いに来るが、彼女は意地もあって拒絶した。そんな彼女に反感をもっていたマルコの従兄マフィオ（オリヴァー・プラット）は総督の面前でヴェロニカを侮辱、怒った彼女は習得していた剣を抜いて即興詩を交わしながら彼と戦う。負けなかったが傷ついたヴェロニカを手当したのはマルコで、ふたりは愛を交わした。共和国はオスマントルコと交戦状態。フランス艦隊の応援を得たい総督に呼ばれ、アンリ王の相手をしたヴェロニカだが、そんな彼女にマルコは苦しむ。ところが、みごとアンリ王から援軍をかちとったはいいが、ヴェロニカは国の女性たちからうとまれ、魔女として告発の憂き目に。折りからペストが蔓延、死の町を化した町でヴェロニカは宗教裁判にかけられる。かくして彼女は自らの誇りをかけて裁判に挑むのだった。
キャスト
ルーファス・シーウェル
Marco Venier
オリヴァー・プラット
Maffio Venier
モイラ・ケリー
Beatrice Venier
ナオミ・ワッツ
Guila De Lezze
フレッド・ウォード
Domenico Venier
ジャクリーン・ビセット
Paola Franco
ジェローン・クラッペ
Pietro Venier
ジョアンナ・キャシディ
Laura Venier
ジェイク・ウェバー
King Henry
サイモン・ダットン
Minister Ramberti
ピーター・アイアー
Doge
スタッフ
監督、製作
マーシャル・ハースコヴィッツ
脚本
ジェニーン・ドミニー
原作
マーガレット・ローゼンタール
製作
エドワード・ズウィック
製作
アーノン・ミルチャン
製作
サラ・キャプラン
エグゼクティブプロデューサー
マイケル・ネイサンソン
エグゼクティブプロデューサー
ステファン・ランドール
撮影
ボジョン・バッゼリ
音楽
ジョージ・フェントン
美術
ノーマン・ガーウッド
編集
アーサー・コバーン
編集
スティーヴン・ローゼンブラム
衣装デザイン
ガブリエラ・ペスクッチ
字幕
古田由紀子
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- A Destiny of Her Own
- 製作年
- 1998年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- 20世紀フォックス映画
- 初公開日
- 1999年10月23日
- 上映時間
- 111分
- 製作会社
- アーノン・ミルチャン＝ベッドフォード・フォール・プロ作品
- ジャンル
- 文芸
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
