連隆寿
石井晃
国家の暗殺者となった男の運命を描く短篇ドラマ。監督・脚本は、自主映画作家の堀井彩。撮影を加藤信哉が担当している。94年度五日市映画祭入選作。90年度製作。8ミリ。
赤い服の女に拾われた自衛隊員・晃は、女の部屋で自分の過去を回想する。国家の命を受けて中岡慎太郎を暗殺するも、彼と一緒にいた姉をも間違って殺害してしまったこと。自分が自衛隊に入っている間に崩壊してしまった家族のこと。自分を”国家の犬“と罵った坂本竜馬の暗殺に失敗したこと。そんな男に残された道は、もはや死ぬことだけであった。一緒に死んであげると言う女と共にビルの屋上へ行き、そこから身を投げる男。しかし、女はただその様子を見ているだけであった。
石井晃
赤い服の女
妹
坂本竜馬
影
中岡慎太郎
姉
父
兄
母
精霊
精霊
精霊
走る少年
殴る男
カップル
カップル
暗殺者
暗殺者
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