ドルフ・ラングレン
ドルフ・ラングレン
ドルフ・ラングレン主演のエロティック・サスペンス。ラングレンがブリーフ姿で吊るされるSMシーンが見どころ。
有名な州議会議員が惨殺された。死体の現場はSMプレイがおこなわれた形跡が…。その死体からは性器が切り取られており、彼の身体は拘束されていた。被害者の弟は、元警察官のマット(ドルフ・ラングレン)。警察時代のトラブルが原因で、家を出ていた彼は兄が半年前に結婚していたことすら知らなかった。葬式に参列していたマットのことを知る人間はほとんどいなかった。兄にSMの性癖があったとは信じられないマットは、昔の仕事仲間のエディーと共に、事件の真相解明に乗り出す。マットが最初に疑ったのは、トンネル建設において兄と対立していた建設会社のオーナー。ところが捜査を進めていくうちに、兄がSM愛好家コンウェイと親しくしていたことが判明。しかしコンウェイはSMのビデオを撮影したこと、テープを持っていることを白状するが、殺人に関しては否定。さらに兄の妻であった未亡人、アイリーン(ダニエル・ブレット)は控えめな女性だが、不思議なことに、彼女は夫が死んだのにもかかわらず悲しむそぶりを見せない。それどころか、口元には笑みさえ浮かべている。そんななか、ある売春斡旋組織が事件の鍵を握っていることが判明。マットは組織のメンバー、ジョー・クハビアという男の存在を知る。彼は20年前に娼婦を鉄パイプで殴り殺した過去を持っていた。殺された娼婦には二人娘がおり、母を失った二人は養子に預けられた。姉のフランシスは売春行為を繰り返し、SMのプロとなる。妹のアイリーンは、アルバイトと勉強に励み、秘書の仕事を得、死んだ兄と結婚したのである。マットはフランシスの行方を調べ、ようやく彼女と会う機会を得るのだが…。
監督
脚本
脚本
原作
製作
製作
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
音楽
[c]キネマ旬報社