ボブ・ホープ
Humphrey
「腰抜け顔役」と同じくボブ・ホープがルシル・ボールを相手に主演する1950年度色彩喜劇で、製作も同じくロバート・ウェルチ。ハリイ・レオン・ウィルスンの原作を「腰抜け二挺拳銃」のエドモンド・L・ハートマンがロバート・オブライエンと協同脚色「頓馬と金髪娘」のジョージ・マーシャルが監督した。撮影は「囁きの木蔭」のチャールズ・ラング、音楽はヴァン・クリーヴで、「ボタンとリボン」のジェイ・リヴィングストンとレイ・エヴァンスが主題歌を書いた。
ニューメキシコの炭坑成金マイク・フラウドの妻エフィは娘アギイ(L・ボール)に淑女教育をほどこすため1905年英国に渡った。アギイに目をつけた偽紳士バシングウェルはロンドン郊外の友人の邸宅を借り受け、役者を雇って召使に仕立て母娘を招待した。役者の1人ハンフリイ(ボブ・ホープ)は大いにそそう振りを発揮するが案外エフィに気に入られてアメリカへ渡ることになった。町の人はハンフリイを英国伯爵と間違え、折りから旅行中の大統領セオドア・ルーズヴェルトを町へ呼び彼と会わせることにした。ハンフリイはてんやわんやで大統領の相手をつとめたが、その留守アギイを狙うカートがフラウド家に忍びこんで彼の本性をつかみ、皆の前で化の皮をはがした。ハンフリイはほうほうのていで町を逃げ出すが、この時まで彼の指導を嫌っていたアギイは、突然彼のあとを追って出たのだった。
Humphrey
Agatha_Floud
Cart_Belknap
Mike_Floud
Effie_Floud
George_Van_Basingwell
Sir Wimbley
Wampum
Teddy Roosevelt
Lady Maude
Rosalind
Twombley
監督
原作
製作
撮影
音楽
美術
美術
編集
録音
録音
歌
歌
テクニカラー・カラー・コンサルタント
脚色
脚色
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