鏡心(2005):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
鏡心(2005)
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鏡心(2005)

2005年3月30日公開、61分、ファンタジー
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韓国のチョンジュ国際映画祭がプロデュースするオムニバス「三人三色2004」の1本として製作された石井聰亙監督の短編作品を基に、石井監督自らが追加撮影や編集の完全やり直しなどを経て「完全版」として完成させたファンタジー・ドラマ。通常の数倍のデータを使用して設計された圧倒的な3Dバーチャルサウンドと、最新鋭のデジタルカメラを駆使した繊細で透明感あふれる映像により、まるで劇中の主人公と一体化したかのような体験が可能となっている。主演は「コンセント」の市川実和子。共演に、町田康と猪俣ユキ。

ストーリー

その女優はバリ島にいた。ちっぽけな孤独や違和感は、果てなく続く青い海の中に、溶けてなくなった。何もかもが大きくて、深くて、優しい。こんなにも強く、美しく咲く花は、東京にはない。「どこにいても、あなたはあなた。すべてはあなたの心の鏡でしょ?」傍らに座った不思議な少女の言葉が、胸に痛い。波の音とガムランの響きが、まるで幻想のように耳から全身へと駆け巡り、初めて観るマングローブのミドリは、瞳を通してビシビシと心を揺さぶる。いつからここにいたのか、横にいる少女は誰なのか、覚えていない。いつの間にか、魂が自分の身体を抜け、孤独に彷徨っているような気がした。

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作品データ

製作年
2005年
製作国
日本
配給
「鏡心」実行委員会
初公開日
2005年3月30日
上映時間
61分
ジャンル
ファンタジー


[c]キネマ旬報社