ナタリー・ウッド
Daisy
ギャビン・ランバートの小説を彼自身が脚色、「マンハッタン物語」のロバート・マリガンが監督したハリウッド・スターの出世物語。撮影はチャールズ・ラング、音楽は「マイ・フェア・レディ」のアレンジャー、アンドレ・プレヴィンが担当、彼の作曲になるミュージック・ナンバーが3曲挿入されている。なお主演ナタリー・ウッドの衣裳を、イーディス・ヘッドが「グレート・レース」につづき担当している。出演はナタリー・ウッドのほかに「サウンド・オブ・ミュージック」のクリストファー・プラマー、「逃亡地帯」の新人ロバート・レッドフォードほか。製作は「アラバマ物語」「マンハッタン物語」など、ロバート・マリガンとはコンビのアラン・Ｊ・パクラ。
ストーリー
1936年8月24日はデイジー・クローバー（ナタリー・ウッド）の誕生日。トランプ占いで日を送る母親と2人で、海浜にあるトレーラーの中に住んでいる。年は15。学校へも行かず、いつも浮浪児みたいなかっこうで、遊びたいときに遊び、食べたいときに食べ、寝たいときに寝る。こんな娘の誕生日を祝ってくれる人は1人もいない。だが何にもまさるお祝いが舞いこんだ。新人タレントの募集に応募するため送ったレコードが、映画会社の目にとまったのだ。立派な自動車の出迎えをうけ、案内された所は、映画界の大立者レイモンド・スワン（クリストファー・プラマー）とその妻メローラ（キャサリン・バード）の前だった。デイジーにとって、それはまるで別世界に住んでいるような人たちだった。スクリーン・テストは上々。デイジーは新スターとして契約されることになった。スワンはこの秘蔵っ子を人々に紹介するため、自宅で大パーティを開くことにした。だが華やかだがきゅうくつなこの新世界の生活に耐えきれないデイジーは、丁度知りあった2枚目スターのウェード・リュイス（ロバート・レッドフォード）と手に手をとって姿をくらましてしまった。やっとスワンの手許にデイジーが引き戻されたのも束の間、彼女とウェードは強引に結婚へゴールインしてしまった。だがハネムーンもそこそこに、ウェードは姿を消してしまった。彼は元々メローラの愛人だったし、女を愛せない男でもあったのだ。デイジーの夢と希望はうち砕かれてしまった。同時に母の死は、彼女の神経を全く痛めつくしてしまった。しかし契約を盾にスワンは仕事を強制する。ガス自殺を決意したがそれも失敗。仕様がない、やれるとこまでやり抜こうと彼女が家を出たとき、ガスに引火して家は吹っ飛んでしまった。とにかくやり直しだ。そう決心したとき、彼女は17歳になろうとしていた。
キャスト
クリストファー・プラマー
Raymond_Swan
ロバート・レッドフォード
Wade_Lewis
ロディ・マクドウォール
Baines
ルース・ゴードン
The_Dealer
キャサリン・バード
Melora_Swan
Betty Harford
Gloria_Goslett
ジョン・ヘール
Harry_Goslett
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Inside Daisy Clover
- 製作年
- 1966年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- ワーナー・ブラザース
- 初公開日
- 1966年9月1日
- 製作会社
- ワーナー・ブラザース
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
ドゥエイン・ジョンソン＆クリス・エヴァンス出演『レッド・ワン』の見どころをたっぷり紹介。
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
