ドン・ジョンソン
Jerry_Beck
警官殺しを追う刑事が白人至上主義組織の壁に突き当たり苦闘する姿を実話に基づいて描いたポリス・アクション。エグゼクティヴ・プロデューサーはロバート・L・ローゼン、製作はスティーヴ・ロス、監督は「フレンチ・コネクション2」のジョン・フランケンハイマー、脚本はロバート・フォスター、撮影はゲリー・フィッシャーが担当。出演はドン・ジョンソンほか。
クリスマス・イブの夜。ロス市警の殺人課刑事ジェリー・ベック(ドン・ジョンソン)は強盗殺人犯による警官殺しの捜査を担当することになる。その夜のパーティで彼は美しい女性リンダ(ペーネロープ・アン・ミラー)と知り合い一夜を共にするが、実は彼女は殺された警官の妻だった。それを知り激しくなじるベックに対して彼女は夫の仇をうってと頼む。前科リストをもとに容疑者ボビー・バーンズ(フランク・ミリタリー)を割り出したベックは独力で捜査を進めるうちバーンズが狂信的な白人至上主義組織の一員であることを突きとめるが、そこへFBIの捜査官クレスラー(ウィリアム・フォーサイス)が介入してきて、ベックの強引な捜査方法とことあるごとに対立し、ベックはあやうく解任されそうになる。バーンズの残した地図をもとにオクラホマの狂信的な白人至上主義教団の本拠地に、ベックは地元警察のウェブリー警部(ボブ・バラバン)の協力を得て乗り込むが、そこにバーンズがひそんでいるという証拠は何もないかと思われた。しかしベックは巨大な地下道を発見し、バーンズを追いつめるが、警官を殺したのは彼ではなかった。その時突然バーンズの弟で大学の優等生のはずのジョンが現われ、殺したのは自分だと言う。ベックの銃弾が彼を貴き事件は解決するが、手柄は全てクレスラーのものになった。しかし生死を共にしたベックとウェブリーの間には確かな友情の絆が残った。
Jerry_Beck
Linda
Arthur_Kressler
Eliot_Webly
Bobby_Burns
John_Burns
監督
脚本
製作
製作総指揮
撮影
音楽
編集
字幕
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