新婚道中記
新婚道中記
3.6

新婚道中記

1938年4月28日公開、91分
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「花嫁凱旋」「たくましき男」のアイリーン・ダンと「天国漫歩」「間奏楽」のケーリー・グラントが主演する映画で、「明日は来らず」「ロイドの牛乳屋」のレオ・マッケリーが監督・製作したものである。原作はアーサー・リッチマン作の喜劇で「明日は来らず」のビニヤ・デルマーが脚色した。撮影は「失はれた地平線」「花嫁凱旋」のジョセフ・ウォーカーの担任。助演者は「結婚気象台」のラルフ・ベラミー、「スイング」のセシル・カニンガム、英仏映画界に活躍していたアレクサンダー・ダーシー、「二つの顔(1935)」のモリー・ラモント、エスター・デール、ロバート・アレン等である。

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ストーリー

ジェリイ・ウォリナーは真面目な妻のルシイにフロリダへ行くと嘘を言って友人たちとポーカーを楽しみ、一晩家を家を空けて帰ってきた。すると妻のルシイも家にいなかった。間もなくルシイは若い美男子で声楽教師フランス人アルマンと一緒に帰宅した。思わず彼が妻の不謹慎を責めると、ルシイは平気な顔で、二人の乗った自動車が故障を起こしたので止むなく安宿に泊まったのだと言う。すっかり腹を立てた彼は、かえって自分の嘘まで曝されたので、とうとう二人は口論の果てが別居ということになってしまった。夫婦の大事にしている愛犬スミスが、どちらの所有に属するかで一問題あったが、ルシイは策略を用いて所有権を獲得した。その代わりにジェリイは時々スミスに会いに来てもいいという条件がつけられる。ところがその最初の訪問日の夜、彼はルシイが田舎の若い富豪ダニエルと交遊しているのを見た。かんしゃくを起こしたジェリイはナイトクラブの歌姫ディキシーと熱くなり、互いに夫婦の擬似恋愛競争が始まった。ダニエルは妻を離婚してルシイと結婚したいと申し出るけれど、彼女が心から愛しているのはジェリイだけである。そこでアルマンを呼んで二人の間には何もなかったことをジェリイに話してくれと頼んでいるところへジェリイが訪れたものだから、驚いたルシイはアルマンを寝室に押し込んだ。これをジェリイに見つかったからたまらない。憤然として彼はそこを飛び出した。彼はついにルシイと離婚し社交界の花形バーバラと婚約した。その披露会の夜ルシイがジェリイを訪ねているところへバーバラからかかってきた電話をルシイが取り次いだ。彼はルシイを妹だと言ってその場をごまかして老いたが、そのため彼女も披露会へつれて行かねばならなくなった。宴席でルシイは酔ったふりをして乱痴気を演じたので披露会は滅茶苦茶になりバーバラはジェリイとの婚約を解消した。ルシイはなおも酔態を装ってジェリイを車に乗せパシイ叔母さんの山荘へ連れて行く。途中で彼女は故意に自動車事故を起こし、それにことよせて巧みに彼の誤解をとき、二人は改めて楽しい生活を始めることになった。

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作品データ

原題
The Awful Truth
製作年
1937年
製作国
アメリカ
初公開日
1938年4月28日
上映時間
91分
製作会社
コロムビア映画


[c]キネマ旬報社