ポール・グラナス
Tyson_Keen
多国籍企業に牛耳られた近未来を舞台に、砂漠地帯にある放送局内での人間とアンドロイドの戦いを描く低予算SFアクション。監督はフルムーンの前身のエンパイア・プロの総師チャールズ・バンド。製作はデイヴィッド・デコトーとジョン・シュワイラー。エグゼクティヴ・プロデューサーはデブラ・ディオン。脚本はJ・S・カードン。撮影はマック・アールバーグ。音楽はチャールズの実弟のリチャード・バンドが担当。
オゾン層は破壊され、国家は崩壊し、多国籍企業ユニコム社が民間のコンピュータロボット使用を禁止して世界に君臨する2030年。ユニコム社のタイソン・キーン(ポール・グラナス)は砂漠地帯にある小さなTV局を冷却液を届けるため訪れた。そこには反骨精神溢れる初老のレイサン(ラルフ・ウェイト)と機械いじりが得意な孫娘アレン(ミーガン・ウォード)、放送講座の女教師パリス、便利屋クイン、局の抵当権を持つウィンストンとたまたま出演した二人の娼婦だけだった。外は嵐になり、タイソンは1泊することになるが、夜中に何者かにレイサンが殺された。それを知りすぐさま身を隠したアレンはタイソンに祖父と自分はユニコム社と戦う独立解放組織の一員で、殺人ロボットが侵入して、レイサンを殺したという。二人は早速、皆に血を出させてロボットでないことを証明させようとしたが、全員テストに合格した。タイソンは互いに魅かれ合っていたパリスと一夜を共にするが、クインが流した血が本物でないことに気づき、ウィンストンと娼婦たちを殺し、アレンに襲いかかっていたクインを倒した。タイソンはアレンとパリスを連れて逃げようとするが、まだ生きていたクインに襲われ、ちょうど二人は嵐で倒されてきた放送塔に体を挟んでしまう。アレンが修理していたウラン採掘用の巨大ロボットを動かしてタイソンを助けるが、ロボットはボロですぐ崩壊した。一難去ってまた一難、実はロボットだったパリスをようやく倒した二人は、I・L・Uの本部へユニコムが送り込んだ殺人ロボットの証拠写真を持って、敵を告発すべく旅立つのだった。
Tyson_Keen
Arron
Quinn
Parice
William_Winston
Sandra
Christie
Bud
Lathan_Wooks
監督、製作総指揮
脚本
製作
製作
製作総指揮
撮影
音楽
美術
編集
特殊メイク
特殊効果