キャサリン・マクドナルド
Mary_Grant
C・N及びA・M・ウィリアムソン氏共作の「ヘルキュリースの賓客」The Gauests of HelculesをJ・A・バリー氏が監督した社界劇である。主役はキャサリン・マクドナルド嬢で、対手として「暗黒の妖星」出演のノーマン・ケリー氏や、「凡ての女に一度」出演のルドルフ・ヴァレンティノ氏出演。「原作はさほど立派なものではないが、スターの演技も良いし、モン・カルロの雰囲気がよく出ている」とはニュース誌の評。
賭博者を父と馳け落ちした母を持ったメリー・グラントは修道院を逃れてモン・カルロに至り、賭博を業としている中ヴァンノ公爵と恋に陥る。公爵の弟アンジェロの妻たりし婦人も偶然同じ名のメリー・グラントであったために当然そこに誤解が起こる。メリーが悪漢団の毒手に捕らえられた時、ヴァンノ公爵はこれを救う。そして誤解の雲も晴れ、彼女には輝く前途が開けた。
Mary_Grant
Prince_Vanno_Della_Robbia
Marie_Grant
Lord_Dauntry
Lady_Dauntry
Prince_Angelo_Robbia
Doro_Wardropp
Cure_of_Roruebrune
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