メーベル・ボーリン
Christine_Randolph
E・P・ロウ氏原作、リー・ベイアード嬢脚色「一瀉千里」等と同じくダブリュウ ・エス・ヴァン・ダイク氏が監督したもので1971年のシカゴ大火を取り入れたロマンスである。主役は「虚栄の市(1923)」等主演のメーベル・ボーリン嬢で相手役は「売られていく魂」等出演のフランク・メイオ氏が演じ、ハリー・T・モーレイ氏、ワンダ・ホウリー嬢、アーリン・プリティ嬢、トム・サンチ氏等助演者の顔振れは素晴らしいものである。
シカゴのランドルフ美術店で古名画が盗まれた。門番モルガンは誰が犯人か探そう とすると支配人メロンは却ってモルガンを犯人だろうと言った。ランドルフは娘クリスティンを伯爵に婚しようとしたが娘は自ら模写した名画が監査委員会を通過したときにと言った。とあるカフェーでクリスチィンが危難に遭おうとしたときモルガンが助けた。監査の当日モルガンは模写は創作的な筆触がかけているから駄目だといったのでクリスティンは激昂した。その席上メロンの悪事が露見して獄に送られ、メロンの後をモルガンが襲って支配人となった。クリスティンはモルガンを憎んだが憎悪は何時の間にか愛に変わっていた。1871年10月8日シカゴに大火災が起ったとき、騒ぎにまぎれてクリスティンを弄ばんとしたメロンを倒してモルガンは彼女を抱いた。
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Kitty
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