監督
1965年から72年にかけて、たった4本の短編作品を残し2007年にこの世を去った伝説のアニメーション作家、ライアン・ラーキン。わずか25歳にしてアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされるなど、瞬く間にその名を世界に轟かせたが、若すぎた成功と創作へのプレッシャーに追い詰められ、やがて全ての栄光を捨てホームレスとなる。世紀の天才と讃えられながら、突然路上に消えた孤高の作家の作品集。
ストーリー
〔ウォーキング〕ただひたすら歩く男。やがて、その固体を判別しうる情報が消え失せ、色と形だけの染みへと抽象化されていく。そして彼らはあるとき遂に走り出し、踊り回るようにさえなってしまうのだった……。