演劇集団キャラメルボックスが2008年クリスマス・ツアーで上演した舞台をデジタルシネマ化。演出・脚本を担当する成井豊の同名小説を原作に、14年ぶりの再会を果たした父娘に訪れる聖夜の奇跡を描く。出演は「プライド(2008)」の黒川智花、「嵐になるまで待って」の西川浩幸など。
ストーリー
テレビの脚本家・根室典彦(西川浩幸)は、40歳を過ぎていまだ独身。実は大学を卒業してすぐに結婚したのだが、わずか6年で離婚していたのだった。現在、妻と娘は札幌に住んでいる。クリスマスを間近に控えたある日、突然、娘のいぶき(黒川智花)が根室を訪ねて来た。根室といぶきが別れた時、5歳だった娘は19歳になっていた。「私、小説家になりたいの。出版社の人、紹介して」と言いながら、いぶきは原稿用紙の束を根室に差し出す。いぶき自身が書いたというその小説の出来の良さに驚く根室。だが、やがて根室はその小説が盗作なのではという疑いを持ち始める。そしてクリスマス・イヴ、根室は娘のある秘密を知ることになる……。
スタッフ
脚本、演出
成井豊
脚本、演出
真柴あずき
エグゼクティブプロデューサー
加藤昌史
エグゼクティブプロデューサー
小谷浩樹
撮影監督
大嶋博樹
編集
井上雅貴
録音
石井輝雄
企画、プロデューサー
仲村和生
企画、プロデューサー
中村忠士
ライン・プロデューサー
相澤隆
ミキシングエンジニア
比嘉努
テクニカルディレクター
高橋善哉
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]キネマ旬報社