毎年ドイツで行われているブレイクダンスの世界大会、バトル・オブ・ザ・イヤーの出場者を追ったドキュメンタリー。ニューヨーク生まれのストリートダンスが、どのように発展していったのかに迫る。監督・製作は、本作が初監督となるベンソン・リー。アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭審査員特別賞受賞。
ストーリー
1990年より毎年10月に、ドイツのブラウンシュヴァイクで行われているブレイクダンスの世界大会、バトル・オブ・ザ・イヤー。Show sideとBattle sideに分かれて行われ、Show sideの上位4チームはBattle sideに進出する。参加国が増加したため、近年は各国予選のほかに、バトル・オブ・ザ・イヤー・アジアも開催されている。ダンスのほかにビートボックス、ラップなどのイベントも催される世界最大級のヒップホップの祭典であり、観戦ツアーが組まれるなど世界中から多くの観客を集めている。本作は、そのワールドチャンピオンのタイトルを競うために集まった人々を追う。あるアメリカ人のダンサーは、ラスベガスでスターになるチャンスを狙っている。厳格な家庭に育った韓国人のダンサーは、ダンスをすることを父親に許してもらおうとしている。フランスの12歳の少年は、人種的偏見を持った家族と戦っている。本作では、数々の驚くべき優美さと力強さをもつ、衝撃的なダンスパフォーマンスがフューチャーされている。それを通じて、ニューヨーク生まれのストリートダンスが、いかにして世界中の新しい世代に影響を与えるスタイルへと変化し、発展していったのかに迫る。
スタッフ
監督、製作、編集
ベンソン・リー
製作
エイミー・ロー
製作総指揮
ジョニー・リー
製作総指揮
クリス・C・キム
製作総指揮
ダニー・フアン
共同製作
トマス・ハーゲンローザー
撮影
バスコ・ルーカス・ニューンズ
編集
ジェフ・マルセロ
音楽監修
ジム・ブラック
音響デザイン
Michael Furjanic
音響デザイン