ウィニングチケット 遥かなるブダペスト:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ウィニングチケット 遥かなるブダペスト
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ウィニングチケット 遥かなるブダペスト

2010年2月13日公開、104分
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1956年の“ハンガリー動乱”を背景に、サッカーくじで大金を手にした男が、激化する情勢に巻き込まれていく姿を描く。シャーンドル・カルドシュとイレーシュ・サボーが共同で監督。出演はシャーンドル・ガーシュバール、アーギ・スィルテシュ、マリアン・サライなど。

ストーリー

1956年のハンガリー。ソビエト連邦の支配下にあった政府に対し、労働者や農民たちが厳しい生活への不満を爆発させ、激しい暴動やデモ行進へと発展、そこへソビエト軍が介入した“ハンガリー事件”の最中……。フォークリフトの運転手ベーラ(シャーンドル・ガーシュパール)は、妻と子供二人、義母、さらに下宿人の歌手・ロージカ(マリアン・サライ)と貧しいながらも平凡な暮らしをしていた。そんなある日、ベーラはサッカーくじに当選、月給の100年分以上に相当する大金を手にすることになる。その金を銀行に運ぶため、ベーラは国家安全局員二人と車に乗り込むが、突然のデモ群集に巻き込まれ、彼は自宅に大金を持ち帰るはめになってしまう。ベーラとその家族は、経済難と混乱の情勢の中、金の使い道に困惑する。そこへ親戚のビシュタが現れ、米国で現金を金と外貨に交換するようにアドバイスされる。ベーラとビシュタは急遽旅立つことになるが、その途中、ビシュタは流れ弾に遭い命を落とす。ベーラがひとり家に戻ると、そこには家族の姿はなくロージカだけが残っていた。ショックを受けたベーラは、近くのパブを買い取り、ロージカと共に住居を移す。ベーラはそこで有名なジプシー楽団を呼び、様々な人たちを招き、気前の良い亭主になっていった。だがその頃、ソビエト軍が町に到着、多くの人々が町から逃げ出していく。そして、遂にベーラがパブに別れを告げる日、軍の戦車が砲弾を放った……。

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作品データ

原題
Telitalálat
製作年
2003年
製作国
ハンガリー
配給
パイオニア映画シネマデスク
初公開日
2010年2月13日
上映時間
104分
製作会社
Neuropa Film Kft.


[c]キネマ旬報社