チャンドマニ モンゴル ホーミーの源流へ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
チャンドマニ モンゴル ホーミーの源流へ
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チャンドマニ モンゴル ホーミーの源流へ

2010年3月20日公開、96分
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モンゴルの首都ウランバートルから、ホーミーの発祥地として知られるチャンドマニ村を目指す2人の若者の旅を追うドキュメンタリードラマ。遊牧民の息子と都会の劇場の人気スターがホーミーを通じて自分自身と向き合っていく過程を、心に響く伝統音楽に乗せて描き出す。監督は、本作が長編劇映画デビューとなる亀井岳。

ストーリー

モンゴルの首都ウランバートルから、西へ約1500km離れたホブド県にあるチャンドマニ村は、ホーミーの発祥地として知られている。その村に住むホーミーの名人ダワージャブは、お金にならない昔ながらの遊牧生活を送っている。彼の息子ザヤーは、仕事を求めてウランバートルに出ていた。しかし不器用な性格が災いして、なかなかいい仕事に就くことができない。アパートの屋上で空を眺めながらホーミーを唱うことが、ザヤーの唯一の慰めだった。ある日、幼なじみの友人がウランバートルの北で遊牧をしていることを知ったザヤーは、その友人を訪ねていく。ザヤーは友人とホーミーを唱い、語り合い、遊牧の仕事を手伝う。自分が遊牧民であることを再認識したザヤーは、故郷チャンドマニに帰る決心をする。ウランバートルにある民族芸能の劇場の人気スターであるダワースレンは、美しい妻と幼い子供と暮らし、何不自由ない生活を送っていた。正月を控えたある日、劇場の楽屋でホーミーの発祥地の話題を聞いたダワースレンは、チャンドマニ村に行きたい衝動にかられる。しかし正月で飛行機は満席のため、仕方なくザハ(市場)から出発する長距離バスに乗る。そのバスには、ザヤーも乗っていた。2人は、お互いがホーミーの唱い手であることは知らない。すし詰めの狭い車内に慣れないダワースレンだったが、人々と触れ合い、唄を歌い、大自然を目の当たりにするにつれ、自分にも流れている遊牧民の血に気づく。バスはホブト市に着く。ザヤーはチャンドマニ村に向かい、ダワースレンは村を越えてさらに西を目指す。

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作品データ

製作年
2009年
製作国
日本 モンゴル
配給
FLYING IMAGE
初公開日
2010年3月20日
上映時間
96分


[c]キネマ旬報社