アメリカ 戦争する国の人びと:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
アメリカ 戦争する国の人びと
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アメリカ 戦争する国の人びと

2010年3月20日公開、494分、ドキュメンタリー/戦争
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アメリカのベトナムからイラクまでの戦争体験を描く、8部構成、8時間14分のドキュメンタリー。監督は「アメリカばんざい crazy as usual」の藤本幸久。帰還兵、戦死者の遺族、ホームレスになった元兵士など、大きなメディアでは伝えられない一人ひとりの声を通じて、戦争する国の真実を浮き彫りにする。

ストーリー

「高校」カリフォルニア州バークレー高校で、元教師のスーザン・キンランと元海軍兵士のパブロ・パレデスは高校生に対して軍隊の実情や経験を語り、入隊を決める前に考えてほしいと訴える。「イラク戦争」すでに150万人以上のアメリカの若者が送られたイラク戦争。その帰還兵たちが、身近な死、殺人、PTSD、劣化ウランによる被爆など、戦場での経験を語る。「戦死」バグダッドで戦死したケーシー・シーハンの母シンディ、ナジャフで戦死したアレックス・アレドンドの父カルロスが、子供を失う悲しみを語る。「先住民」テキサス州はかつてメキシコの領土であった。メキシコ系住民が多いサンアントニオ市ケリー空軍基地の周辺住民や基地労働者は、がんや白血病に苦しんでいる。「見えない人びと」人口24万人のワシントン州サーストン郡では、ホームレスは700人を超える。シェルターに入れないホームレスは人目を避け、森の中で暮らしている。彼らの3人に1人は、様々な戦争を経験した元兵士である。「ベトナムの記憶」260万人の米軍兵士が送られたベトナム戦争が終わって、30年以上経つ。元海兵隊員アレン・ネルソン、元陸軍兵士ルディ・ラミレス、元海軍兵士ポール・マーチンの3人の帰還兵が、ベトナムでの出来事とその後を語る。「抵抗」ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争で、戦争を拒否した兵士たちの姿をとらえる。「それぞれの春」伴侶を得た者、家族が増えた者など、元兵士たちの暮らしは少しずつ変わっていく。そんな中、ホームレスが暮らす森で殺人事件が起こる。新兵訓練所を卒業した若者たちは、戦場に送られていく。“おばあちゃん平和旅団”のメンバーは、戦争に反対の声を上げ続ける。

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作品データ

製作年
2009年
製作国
日本
配給
影山あさ子事務所
初公開日
2010年3月20日
上映時間
494分
製作会社
森の映画社
ジャンル
ドキュメンタリー戦争


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