監督
パリからセネガルの首都ダカールに至る世界一過酷なラリー・レース、ダカール・ラリーの裏側をとらえたドキュメンタリー。「いのちの食べかた」のニコラウス・ゲイハルター監督が、無数の轍が残るサハラ砂漠の美しさ、コースにある村の人々の素朴な暮らしをカメラでとらえ、西欧とアフリカの異なる視線を浮き彫りにする。「7915キロ ダカール・ラリーの轍の上で」。
ストーリー
フランス・パリからセネガルの首都ダカールまで、アフリカ大陸の大自然を、猛スピードで駆け抜けるラリー・レース、ダカール・ラリー。通称“パリ・ダカ”として知られるこのレースは、世界で最も過酷であると言われ、レース・ファンを魅了してやまない。一方、セネガルの人々の目には、このパリ・ダカはどのように映っているのか。コースにある美しい砂漠や、そこで暮らす人々の素朴な営みをカメラはとらえていく。西欧から見た未開の地・アフリカと、アフリカから見た先進国・ヨーロッパという2つの視点が交錯し、二者の温度差が浮き彫りにされていく。