静岡県藤枝市出身で、“内向の世代”を代表する作家・小川国夫の作品を映像化した3編からなる短編オムニバス。監督は、「美代子阿佐ヶ谷気分」撮影の与那覇政之、「国道20号線」撮影の高野貴子、「人さらいが来ればいいのに」で第7回水戸短編映像祭準グランプリを受賞するなどインディーズで活躍する小沢和史。
ストーリー
第50回読売文学賞を受賞した短編集『ハシッシ・ギャング』から、表題作を映像化。熱心に幻聴に耳を傾け、消息を絶った女の声を追い掛ける男の、悲しみや幻想の入り混じった日常を描く。出演は、「初恋」の松浦祐也、ミュージシャンの土肥ぐにゃり、舞台『夜叉ヶ池』の金崎敬江、「カメレオン」の川屋せっちん、ポールダンサーのミキエ。
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 2010年
- 製作国
- 日本
- 配給
- 「デルタ 小川国夫原作オムニバス」上映委員会
- 初公開日
- 2010年7月24日
- 上映時間
- 24分
- 製作会社
- 「デルタ 小川国夫原作オムニバス」上映委員会
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