吉野寿、二宮智和、田森篤哉によるバンド、eastern youthの『その残像と残響音』、『アーカイブス1997-2000』に続く映像作品。ボーカル・ギターの吉野の急病により中止されたツアーと、復帰後のライブ映像を中心に構成している。監督は、彼らの活動を永年に渡り撮り続けている映像作家の川口潤。
ストーリー
日本におけるエモーショナル・ハードコアの先駆け的存在であるeastern youthは、ボーカル・ギターの吉野寿、ベースの二宮智和、ドラムの田森篤哉からなる3ピース・ロックバンドである。2009年、全国ツアーを行っていたeastern youthは、吉野の急病のため、ツアー中止を余儀なくされた。その9月までのツアー前半戦と、吉野が無事復帰を遂げてから行われた翌年3月の復活ツアー『極東最前線/巡業~ドッコイ生キテル街ノ中~』の映像を中心に、過去のライブ映像や舞台裏の様子、インタビューを交えて構成されている。劇中収録曲は、『夜明けの歌』、『いつだってそれは簡単じゃない』、『踵鳴る』、『扉』、『地下室の喧騒』、『黒い太陽』、『野良犬、走る』、『いずこへ』、『沸点36℃』、『青すぎる空』、『まともな世界』、『街はふるさと』、『角を曲がれば人々の』。