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シネ響 マエストロ6 リッカルド・ムーティ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2010年10月23日公開、98分、アート
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世界最高峰の指揮者とオーケストラによるライブ映像を、映画館の最新音響システムで臨場感たっぷりに再現するシリーズ。2009年5月1日、ナポリで行われたベルリン・フィル創立記念日恒例のヨーロッパ・コンサートの模様を収録。指揮はナポリ出身のリッカルド・ムーティ。曲は、ヴェルディの歌劇『運命の力』序曲他。
ストーリー
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が5月1日の創立記念日に、ヨーロッパ各地の主要都市の文化的に重要な会場で行うヨーロッパ・コンサート。大晦日のジルヴェスター・コンサート、野外で行うヴァルトビューネ・コンサートと並んで恒例となっている。1991年のプラハ、スメタナ・ホールを皮切りに、様々な場所で開催されてきた。本作では、1737年にオープンしたヨーロッパ最古の劇場と言われるナポリのサン・カルロ劇場で行われた、2009年のコンサートの模様を収録している。ナポリ出身のマエストロ、リッカルド・ムーティが指揮を務めた。演奏された3曲のうち、前半2曲はナポリゆかりの作品。サン・カルロ劇場に縁の深いジュゼッペ・ヴェルディのオペラ『運命の力』序曲は、金管のファンファーレに始まるイタリア風ドラマチックな音楽で、ムーティの十八番のひとつである。2曲目はカプア出身で、ナポリの音楽院院長を務めた作曲家マルトゥッチによる『追憶の歌』(『回想の歌』とも)。ヴィオレータ・ウルマーナがソリストを務める歌曲集である。後半はシューベルトの交響曲第8番。シューベルトの中でも規模が大きく、“グレイト”と愛称されているこの曲を、ムーティがスケールいっぱいに鳴り響かせる。
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