監督
脱原発を国民投票で決めたスウェーデンと、原発建設に異を唱え、28年間戦い続けている山口県の小島・祝島の人々。2つの国の人々の姿を通し、エネルギーの未来を問うドキュメンタリー。「六ヶ所村ラプソディー」で原子力産業の最前線で生きる人々の姿をとらえた鎌仲ひとみ監督が、再び鋭い視線で現代社会が抱える問題を訴える。
ストーリー
瀬戸内海に浮かぶ祝島。豊かな自然に育まれた島民の生活は、1982年に持ち上がった原子力発電所の建設計画で一変する。海を埋め立てて建設しようとする計画を阻止せんと、島民は28年ものあいだ闘ってきた。一方、スウェーデンでは国民投票で原子力発電だけでなく、将来的には石油にも依存しない社会の構築に向けて動いていた。
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