プラシド・ドミンゴ
シモン・ボッカネグラ
ヨーロッパを代表するオペラハウス、ミラノ・スカラ座での公演を最新のデジタルカメラで収め、映画館のスクリーンで上映。病魔と闘っていた世紀のテノール歌手、プラシド・ドミンゴの歓喜に沸いた2011年4月の復活公演の模様を映し出す。バリトンとして主役を果たしたドミンゴの、のびやかな歌声に聞き惚れる。
海賊シモンは敵対する貴族の娘マリアとの間に娘をもうける。結婚を決意した彼はジェノヴァ総督の道を選ぶが、マリアは病死し、娘は行方知れずに。25年後、総督になったシモンは、グリマルディ家の養女が行方不明だった娘と知り、感動の再会を果たす。だが、逆上した側近パウロの裏切りによって、水差しに毒を盛られてしまう。
シモン・ボッカネグラ
ヤーコポ・フィエスコ/アンドレーア
マリア/アメーリア
ガブリエーレ・アドルノ
パオロ・アルビアーニ
ピエトロ
“Simon Boccanegra” Teatro alla Scala, 2010 / Photo by Marco Brescia
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