WATER ウォーター
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WATER ウォーター

2010年12月4日公開、87分、ドキュメンタリー
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ロシアで数々のドキュメンタリーを手掛けてきたサイーダ・メドヴェデヴァが中心となり、世界中の水に関する研究を追ったドキュメンタリー。美しい映像で水の結晶を捉えるとともに、水が情報を記憶し、媒介するという仮説を紹介、地球と人類にとっていかに水が大切なものかを解き明かしてしてゆく。ロシア国内で、数多くの賞を受賞。

ストーリー

目を見張るほどに美しい映像によって、映し出されていく地球上の水のさまざまな姿。それに加えて、総勢23 名もの科学者や宗教者が登場し、水に関するさまざまな研究成果、信仰、哲学思想が語られていく。研究分野や宗教宗派はそれぞれ異なるが、登場する人々の主張には共通点がある。それは“水は情報を記憶する”、“人の想念や感情によって水が変化する”ということ。いわゆる“水の記憶”と呼ばれる現象だが、既存の科学の中ではその仕組みを説明することができないため、まだまだ一般的には受け入れられていない。“水が情報を記憶することはあり得ない”と断言する科学者もいる。だが実際には、サンクト・ペテルブルク大学のコロトコフ教授などの科学者によって、“水の記憶”を実証する科学的な実験データが少しずつ蓄積されてきている。ペンシルバニア州立大学のロイ博士のように、“水の記憶”の仕組みについて新しい仮説を提案する人物もいる。本作は、そこから更に踏み込んで、“私たちは水を通して一つに繋がっている”と訴える。我々が抱いた想念や感情は、それがプラスであれマイナスであれ、周囲の環境に影響を与えるとともに、我々自身も周囲の環境からさまざまな影響を受けている。これらの情報の受信・発信において、重要な媒介物として働くのが“水”である。これらを理解すれば、自分自身のためにも、人類全体のためにも、そしてまたすべての生物や地球そのもののためにも、私たちひとりひとりが愛と感謝の気持ちを発信し続けていくことが大事だと気づくだろう。そして、私たちが“水の真実”を理解した時に初めて、人類全体が現在直面している諸問題を解決して、水の惑星・地球で真に平和な社会を創り上げることができるのではないだろうか。

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作品データ

原題
Water
製作年
2006年
製作国
ロシア
配給
「ウォーター」日本語版製作委員会
初公開日
2010年12月4日
上映時間
87分
製作会社
Masterskaya
ジャンル
ドキュメンタリー


[c]キネマ旬報社