フランシスコ・ラバル
Diaz II
仮想国(エルドラド)の権力者と成ることを夢見る男の狂宴をオール・スペインロケで描くドラマ。監督は「黒い神と白い悪魔」のグラウベル・ローシャ。2010年12月4日より渋谷シアター・イメージフォーラムにて開催された「シネマ・ノーヴォ特集」にて上映。
とある第三国の城の中、ディアスは狂乱的に仮想国(エルドラド)の権力者になることを夢見るが、地元の原住民や労働者農民たちから猛烈に反発をうけていた。ある日彼の元に奇跡を起こす羊飼いが現れる。羊飼いはディアスを魅了し脅し続ける。反発者たちの脅威を危険を察知したディアスは、ある日、まるで純潔の象徴ともいうべき美しい田舎娘を見つけ、彼女を監禁し自分の葬式を行おうとするが……。
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