阿部寛
ルシウス
マンガ大賞2010と手塚治虫文化賞短編賞をW受賞したヤマザキマリの異色コミック「テルマエ・ロマエ」を阿部寛、上戸彩の主演で映画化。古代ローマの浴場と現代日本の銭湯を舞台に、すったもんだの異文化交流を壮大なスケールで描くタイムスリップコメディ。古代ローマ人になりきった阿部の“シリアス”演技が笑いを誘う。
西暦130年代のローマ。失業した浴場専門の設計技師ルシウス・モデストゥスは、気晴らしに出かけた浴場で奇妙な排水口に吸い込まれ、どこかへ流されてしまう。そこは“平たい顔族”の人々が暮らす現代の日本だった。ルシウスは、初めて見た銭湯の脱衣かご、シャンプー、フルーツ牛乳などにとてつもない衝撃を受ける。
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