ブラッド・ドゥーリフ
The Alien
故郷を離れ密かに地球に降り立っていた宇宙人が語る、人類が移住可能な惑星探査計画の顛末を描いたSFファンタジー。NASA撮影のフッテージを編集し、悲哀溢れるドラマに仕立てている。監督は「失われた一万年」のヴェルナー・ヘルツォーク。出演は「チャイルド・プレイ チャッキーの種」のブラッド・ドゥリフ。ヴェネツィア国際映画祭FIPRESCI受賞。2011年6月11日より東京・シアター・イメージフォーラムにて開催された「ヘルツォーク傑作選2011」にて上映。
死にゆく惑星“Wild Blue Yonder”から逃れ、何百年もかけ遠く離れた地球に降り立った宇宙人。それから100年余り、彼らは地球人に紛れひっそりと暮していた。NASAは彼らがかつて地球に送り込んだ探査機を再調査するが、そこから未知の細菌が流れ出してしまう。細菌による人類絶滅を恐れたNASAは、1機のスペースシャトルを移住可能な惑星探査に向かわせるのだが……。