医す者として
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医す者として

2011年12月17日公開、108分、ドキュメンタリー
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戦後間もなくから農村地域の高度専門医療と地域密着医療を展開してきた、長野県佐久市の佐久総合病院のドキュメンタリー。1950年代から30数年にわたり同病院の映画部が記録してきた出張医療、手術、患者会、啓蒙演劇、病院まつりなどの貴重な映像とともに描く。監督は、社会教育映画を多数手掛けている鈴木正義。

ストーリー

長野県佐久市にある佐久総合病院。信州、千曲川沿いにあるこの小さな病院に、戦後間もなく赴任してきた青年医師・若月俊一は、周辺の農山村への“出張診療”や、健康診断を軸にした健康予防管理活動“全村健康管理”を全国に先駆け行う。また、健康に対する啓蒙活動の一環として、演劇や“病院まつり”に取り組み、それらは地域づくりにつながっていった。佐久総合病院は、昭和の高度経済成長以降の農村地域の過疎・高齢化にも対応し、医療と福祉の垣根を越えた活動を展開し、高度専門医療と地域密着医療の二足のわらじを履いて、住民のニーズにこたえてきた。その実践につらぬかれた志で今も多くの人々の心をひきつけている佐久総合病院は、再構築の時代を迎えている。若月俊一が築いた農村医療の歴史は、どうなっていくのだろうか? 佐久総合病院には映画部があり、1950年代から30数年にわたり、出張医療、手術、患者会、啓蒙演劇、病院まつりなど、ありとあらゆる取り組みを16ミリフィルムで記録してきた。その約30万フィートにおよぶ貴重なフィルムが、当時を知る人々や現在の病院関係者らの証言とともに、佐久総合病院の未来へ向けた映画としてよみがえった。

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作品データ

製作年
2011年
製作国
日本
配給
グループ現代
初公開日
2011年12月17日
上映時間
108分
製作会社
グループ現代
ジャンル
ドキュメンタリー


[c]キネマ旬報社