ステラン・スカルスガルド
院長
ノルウェーの孤島に存在した少年向けの矯正施設の真実と、そこに収容されていた少年たちによる命を賭した反乱を描くサスペンス。監督は、「Tikniver i hjertet」でベルリン国際映画祭ブルー・エンジェル賞を受賞したマリウス・ホルスト。出演は、「ドラゴン・タトゥーの女」のステラン・スカルスガルド。
1915年、ノルウェーの首都オスロの南方に浮かぶバストイ島には、11歳から18歳の少年向けの矯正施設があった。その施設に、非行少年・エーリング(ベンヤミン・ヘールスター)が送還されてくる。エーリングはそこで、イジメのような重労働の懲罰や、教育者による性的虐待など、外界から隔絶された施設のあまりにも理不尽な現実を目の当たりにする。尊大な王のように君臨する院長(ステラン・スカルスガルド)や冷徹なプローテン寮長(クリストッフェル・ヨーネル)に、エーリングはことごとく反発する。彼の孤独な抵抗は、次第に優等生・オーラヴ(トロン・ニルセン)など、今まで抑圧されていた少年たちの心を突き動かし、やがて命がけの反乱を引き起こしていく。
監督
脚本
原案
原案
製作
撮影
美術
衣裳デザイン
ヘアメイク
作曲
[c]キネマ旬報社