1960年代後半のデビューから常に第一線を走り続け、“ゴッドファーザー・オブ・パンク”と呼ばれる大スター、イギー・ポップ(「SUCK」)&ザ・ストゥージズ。音楽イベントでの彼らの生演奏を、ファン6人が撮影した映像をもとに編集したドキュメンタリー。還暦を迎えてなお、衰えることのない熱いパフォーマンスは必見。
ストーリー
“ゴッドファーザー・オブ・パンク”、“裸の魔人”と呼ばれるイギー・ポップ&ザ・ストゥージズが、1973年発表の3rdアルバム『淫力魔人(原題:RAW POWER)』の全曲を実演。2010年9月3日、ジム・ジャームッシュがキュレーターを務めたイベント“All Tomorrow’s Parties”でのライヴで、パンク界不滅の名盤『淫力魔人』に収録された全8曲に加え、アルバム『THE STOOGES』や『FUN HOUSE』からの名曲を含む全16曲を、還暦を超えた彼らが演奏する。それを撮影したのは、公募で選ばれた6人のファンたち。目の前の大スターの姿に狂喜乱舞しながら、それぞれが持つカメラでこの興奮の魔人を捉えた。裸で吠えて、体を捩じらせまくるパワフルなその姿。パンクだけでなくロックまでもが死に絶えつつある現在、熱い魂を呼び覚ますためにも魔人の裸パワーが必要。すべてのロックファン必見の映像だ。
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ニュース
作品データ
- 原題
- Iggy and The Stooges - Raw Power Live: In The Hands Of The Fans
- 製作年
- 2011年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- キングレコード(協力 ソニー・ミュージックインターナショナルジャパン)
- 初公開日
- 2012年2月11日
- 上映時間
- 81分
- 製作会社
- MVD Entertainment Group =Sundial Pictures
- ジャンル
- アート
[c]キネマ旬報社