東日本大震災後、「朱花の月」の河瀬直美監督の呼び掛けで終結した世界の映像作家21名が、“A Sense of Home”をテーマに3分11秒で製作した短編のオムニバス。監督は、「ブンミおじさんの森」のアピチャッポン・ウィーラセタクン、「四川のうた」のジャ・ジャンクー、「母なる証明」のポン・ジュノ。
ストーリー
「アリエル・ロッター『FUTURE HOUSE』」子供たちの週末。「イサキ・ラクエスタ『DESPEDIDA(FAREWELL)-告別』」家族代々の男たちの姿。「アピチャッポン・ウィーラセタクン『MONSOON』」スカイプしている男がホタルを見つける。「ジャ・ジャンクー『Alone Together』」家族のいる風景。「カトリーヌ・カドゥ『LA DUNETTE』」屋根裏に広がる世界。「桃井かおり『余心』」女がビデオメッセージを撮っていると、激しい揺れに襲われる。「百々俊二『ひげ』」写真に写る家族。「ジョナス・メカス」モン・ヴァントゥ付近のプロヴァンスで、詩人のペトラルカのことを思う。「想田和弘『HOME』」栃木県足利市で撮影した言葉のない映像詩。「チャオ・イエ」平凡な生活に感じる温もり。「西中拓史『Yayoi-March-』」弥生はテレビの映像を見て走り出す。「ウィスット・ポンニミット『Watering』」家の庭と頼り合って暮らす男が家を離れることになり……。「レスリー・キー『HOPE OF LIGHT 希望の灯り』」闇が訪れても、人生の素晴らしさを信じれば希望の光は灯る。「ポン・ジュノ『Iki』」ビーチを歩いていた女は、横たわる少女を見つける。「ソー・ヨン・キム」新しい家族を授かった家。「山崎都世子『むすび』」大阪・西成区の紙芝居劇むすびの姿を追う。「モハメド・ナジブ・ラザク」幼い息子を見ながら、自分の子供時代に思いを馳せる。「ペドロ・ゴンザレス・ルビオ『A Moment on Earth』」ある夏の朝、寝ている女と、それを見ている男。「パティ・スミス『ピープル・ハブ・ザ・パワー』」パティ・スミスは、人々には夢を見る力があると囁く。「ビクトル・エリセ『“Ana, three minutes”“アナ、3分”』」女優は、舞台に立つまでの3分間に、日本の大地震について語る。「河瀬直美『HOME』」変わらぬ家の中で、光と出会う人とその歓喜。
キャスト
スタッフ
監督
アリエル・ロッター
監督
イサキ・ラクエスタ
監督
アピチャッポン・ウィーラセタクン
監督
ジャ・ジャンクー
監督
カトリーヌ・カドゥ
監督
桃井かおり
監督
百々俊二
監督
ジョナス・メカス
監督
想田和弘
監督
チャオ・イエ
監督
西中拓史
監督
ウィスット・ポンミニット
監督
レスリー・キー
監督
ポン・ジュノ
監督
ソー・ヨン・キム
監督
山崎都世子
監督
モハメド・ナジブ・ラザク
監督
ペドロ・ゴンザレス・ルビオ
監督
パティ・スミス
監督
スティーヴン・セブリング
監督
ビクトル・エリセ
監督