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3.11 A Sense of Home Films
3.11 A Sense of Home Films
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3.11 A Sense of Home Films

2012年1月14日公開、75分、社会派/アート
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東日本大震災後、「朱花の月」の河瀬直美監督の呼び掛けで終結した世界の映像作家21名が、“A Sense of Home”をテーマに3分11秒で製作した短編のオムニバス。監督は、「ブンミおじさんの森」のアピチャッポン・ウィーラセタクン、「四川のうた」のジャ・ジャンクー、「母なる証明」のポン・ジュノ。

ストーリー

「アリエル・ロッター『FUTURE HOUSE』」子供たちの週末。「イサキ・ラクエスタ『DESPEDIDA(FAREWELL)-告別』」家族代々の男たちの姿。「アピチャッポン・ウィーラセタクン『MONSOON』」スカイプしている男がホタルを見つける。「ジャ・ジャンクー『Alone Together』」家族のいる風景。「カトリーヌ・カドゥ『LA DUNETTE』」屋根裏に広がる世界。「桃井かおり『余心』」女がビデオメッセージを撮っていると、激しい揺れに襲われる。「百々俊二『ひげ』」写真に写る家族。「ジョナス・メカス」モン・ヴァントゥ付近のプロヴァンスで、詩人のペトラルカのことを思う。「想田和弘『HOME』」栃木県足利市で撮影した言葉のない映像詩。「チャオ・イエ」平凡な生活に感じる温もり。「西中拓史『Yayoi-March-』」弥生はテレビの映像を見て走り出す。「ウィスット・ポンニミット『Watering』」家の庭と頼り合って暮らす男が家を離れることになり……。「レスリー・キー『HOPE OF LIGHT 希望の灯り』」闇が訪れても、人生の素晴らしさを信じれば希望の光は灯る。「ポン・ジュノ『Iki』」ビーチを歩いていた女は、横たわる少女を見つける。「ソー・ヨン・キム」新しい家族を授かった家。「山崎都世子『むすび』」大阪・西成区の紙芝居劇むすびの姿を追う。「モハメド・ナジブ・ラザク」幼い息子を見ながら、自分の子供時代に思いを馳せる。「ペドロ・ゴンザレス・ルビオ『A Moment on Earth』」ある夏の朝、寝ている女と、それを見ている男。「パティ・スミス『ピープル・ハブ・ザ・パワー』」パティ・スミスは、人々には夢を見る力があると囁く。「ビクトル・エリセ『“Ana, three minutes”“アナ、3分”』」女優は、舞台に立つまでの3分間に、日本の大地震について語る。「河瀬直美『HOME』」変わらぬ家の中で、光と出会う人とその歓喜。

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作品データ

製作年
2011年
製作国
日本
配給
なら国際映画祭
初公開日
2012年1月14日
上映時間
75分
ジャンル
社会派アート


[c]キネマ旬報社