ジャン=クロード・ヴァン・ダム
サムソン・ゴール
警察も手を出せない事件を非合法に解決する元傭兵が、誘拐された少女を救うために活躍するアクション。出演は、「エクスペンダブルズ2」のジャン=クロード・ヴァン・ダム、「エイリアン・プラネット」のジョー・フラニガン。監督は、「ジャン=クロード・ヴァン・ダム アサシン・ゲーム」のアーニー・バーバラッシュ。
格闘家フェイデン(ジョー・フラニガン)と妻のモニカ(アンナ・ルイーズ・プロウマン)、娘のベッキー(シャルロット・ビューモント)は、フェイデンの試合のためにモルドバを訪れる。しかしホテルに着いて間もなく、ベッキーが誘拐される。警察は頼りにならず、夫妻は元傭兵のサムソン・ゴール(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)を訪ねる。ゴールは警察も手を出せない事件を非合法に解決する凄腕トラブルシューターだったが、夫妻の依頼を断る。以前の仕事で少女たちを巻き添えにして死なせたことを悔やんだゴールは、裏稼業から足を洗っていたのだ。しかし、息子のセルウィン(クリストファー・ヴァン・ヴァレンバーグ)から諭されたゴールは、ついに依頼を受ける。ゴールは地元の売春組織を襲い、事件の裏に絡むロシアの組織を突き止める。しかし、顔の判別のつかないベッキーによく似た金髪の少女の死体が発見され、DNA鑑定で彼女と特定される。ゴールの動きを敵が察知したのか……。モニカはゴールの頬を打ち、ゴールも自分を責める。しかし、遺体のブレスレットの位置がベッキーの写真と異なることに気づいたゴールは、彼女がまだ生きていると確信する。監禁されていたベッキーは、隙をついて携帯電話で両親に連絡する。夫妻は監禁場所へ向かうが、敵に囲まれてしまう。そこに颯爽と現れるゴール。ゴールとフェイデン夫妻は、怒りの弾丸を銃にこめて敵地に乗り込んでいく……。
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